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型枠大工

「型枠大工」とはコンクリートの形を決める「型枠」を作り込む職方のこと。鉄筋コンクリートの建物(RC)を作る際には、建物の形の「枠」にコンクリート流し込んでその形に固まらせて作ります。
かつては木造大工と兼任していた場合が多かったため、現在でも型枠大工と木造大工を兼任している大工もいます。
建造物の他に、土地や道路を造成したりした際の土留めの擁壁や、コンクリート製のオブジェにも型枠が必要で、公園などの遊具を作る際も型枠にコンクリートを流し込んで作ります。西洋アジア諸国と比べると日本の型枠大工の精度に対するこだわりは高く、図面との誤差が垂直精度±3㎜以内を実現するなど驚きの職人技が光る仕事です。特に湾曲した建造物の型枠を作るのは難しく、経験と知識が必要になります。
「1・2級型枠施工技能士」または「型枠支保工の組立て等作業主任者」の資格を取得していることで求人応募の際に有利になったり、仕事の依頼が増えたりする可能性がありますが、基本的には無資格・未経験からはじめられます。一般的な流れとして、型枠大工見習いとして希望する建設土木工事会社へ就職し、現型枠大工の下で技能を習得しながら一人前へとなっていきます。