求人情報を検索したり、絞り込んで選ぶ参考項目の中に
「給与」「待遇」といった条件は必ずと言っていいほど ポイントになってくるところ。いわゆる『充実待遇』の詳細が 分かると、検索の際よりスムーズですよね。 ここでは、該当頻度の高い項目の詳細を 徹底解説していきます! |
昇給には『定期昇給』と『ベースアップ』の2種類があります。そもそも昇給とは定期給与額があがることを意味します
(定期給与でないボーナスは、昇給の中に含まれません)。ではこの『定期昇給』と『ベースアップ』はどのような違いが
あるのでしょうか。『定期昇給』は、年功序列や人事考課など、社員の技能や状況に応じて変わるもので、あくまでも
個人が対象になります。一方『ベースアップ』は、社員全員が対象。基本給与額そのものが底上げされる仕組みです。
「昇給」と表記のある場合は、多くが『定期昇給』『ベースアップ』の両方を指しますが、「昇給随時」の場合はその都度
状況に応じて昇給があるということ。「昇給年1回」など、具体的な表記がある場合はそれに従います。
賞与はいわゆる『ボーナス』で、別途支給される給与のことです(夏季・年末年始に多く見られます)。
賞与の金額に関して特に定めはなく、有無に関しても企業・店舗の業績に応じて変動することがあります。
基本給に加えて『昇給・賞与』があることで、仕事に対するモチベーションも上がって、
より充実感を得ながら仕事に取り組めるかもしれませんね!
正社員は『社会保険』への加入を義務付けられています。正社員以外の労働者の場合は加入義務が無いかというと、
正社員の3/4以上の勤務時間、及び1ヶ月の勤務日数で加入義務が発生します。社会保険料は会社と個人で折半し、
毎月の給与から天引きされる仕組みになっています(金額は労働者の給与収入によって異なります)。
また、『社会保険』とは一般的に『健康保険』と『厚生年金保険』の総称とされていることがほとんどです。
・『健康保険』は、民間企業労働者に適応される『健康保険』と、その対象ではない『国民健康保険』の2種類があります。
『健康保険』にはどのような役割があるかというと、例えば加入者が業務・通勤上以外の事情で疾病・負傷・休業・分娩・死亡
などした場合、保険料が給付されるという仕組みになっています。いざという時の心強い味方ですね。
・『厚生年金保険』にはどのような役割があるかというと、例えば加入者が何らかの事情で労働出来なくなった場合に、
収入面で困らないように、老齢年金、障害年金、遺族年金が支払われる仕組みになっています。
基本的に民間企業労働者が加入する制度で、民間企業労働者以外の場合は『国民年金』への加入手続きが必要になります。