薬剤師

薬剤師の仕事内容

薬剤師とは、医薬品に関する知識や調剤技能を持った薬の専門家です。薬剤師は、大学の薬学部を卒業し、薬剤師国家試験に合格して与えらる資格です。
薬学部では、有機化学や無機化学など化合物に関する基礎的知識を始め、体内で薬がどのように作用するかといった知識、さらには病気やその治療についても学びます。
薬剤師の職務や資格は薬剤師法によって規定されています。人命に関わる責任の重い仕事ですが、患者の治療や人々の健康に貢献できる、やりがいのある仕事です。
薬剤師はおもに薬局や病院・診療所に勤務し、医師が出す処方箋にもとづいて調剤、服薬指導などを行います。
また医療用医薬品から一般用医薬品まで、すべての薬を販売したり、相談に乗ることができます。
そのほかにも患者とのコミュニケーションや新しい医薬品に関する知識の吸収も大切な仕事になります。
なお、薬局や医療機関で調剤に携わるだけでなく、学校での環境衛生管理や、医薬品の研究開発や製造に関与している薬剤師もいます。
また、小、中、高校生及び県民に対する「薬物乱用防止活動」・「禁煙運動の取り組み」、高齢者などに対する「薬の正しい使い方」など啓発活動に取り組むことも薬剤師の役割の一つです。
薬剤師は4:6で女性が多く、多様な働き方や職場が選べることもあり、女性に人気の職種です。