舗装工事

舗装工事の仕事内容

道路を作るために車道などを舗装する仕事。アスファルト舗装・コンクリート舗装・レンガ舗装・タイル舗装など用途に応じて舗装を行う職方のことを「舗装工事」と呼びます。
舗装工事をもって、土木工事は最終仕上がりとなります。工事の行程は掘削や盛土のような「土工事」や「トンネル工事」、橋脚や擁壁などを作る「コンクリート構造物工事」、雨水を流すための「排水工事」など、様々な工程がありますが、舗装工事は比較的早く完了する事が多いです。とはいえ、道路を利用する一般市民にとっては、自動車の乗り心地や耐久性、一番気になるところ…仕上げである舗装工事は、利用者に近いポジションの仕事とも言えます。
加えて、舗装に至るまでのどの行程も不可欠で、路床を作る為に操縦が必要なブルドーザーやモーターグレーダーなどは別途資格が必要になります。また管理者と作業者でも必要な資格が異なることも特徴です。
管理者は「舗装施工管理技術者」と呼ばれ、社団法人日本道路建設業協会が、年1回資格試験を実施している資格の取得が必要になります。技術進歩に対応するため5年に1度の更新も求められており、地域によっては舗装施工管理技術者が入札の条件とされていたり、義務づけられているところもあります。非常に需要が高い資格なのです。