保育士
保育士の仕事内容
「保育士」とは子どもの保育と、保育に関する指導を保護者に対して行うことができ、仕事や療養などの事情があって保育を行うことができず保育施設(主に保育園)に預けられた未就学の乳幼児を保護者に代わって保育することができる国家資格の方です。
保育士資格は、更新することがないので一度取得すれば一生涯持ち続けることができます。
人間形成に非常に大事な乳幼児期に、一日の多くの時間をともに過ごします。保育士は子供にとって保護者同様に信頼できる関係でありたいです。保護者に代わって成長の手助けをしていくのが基本的な役割です。仕事も複雑で保護者に代わって様々なことをしていきます。
まず、子どもの身の回りの世話です。食べることや着替え排泄物の処理、決まった時間に睡眠を取らせ、成長した時のことを考え集団生活に対応できる基本的な生活習慣を身につけさせます。
心身の健やかな成長のため運動やお遊戯、脳の発達のため楽器を使い合唱し読み聞かせをして子供の自立心、社会性や感性を育んでいきます。
また、保護者に対して保育記録の報告、教育や相談事などのアドバイス。発表会のレッスン、準備、運動会など季節ごとのイベント、掃除や駐車場の誘導、施設内の安全点検、保護者に1日の出来事や健康状態を伝えるなどの対応、その他事務仕事など様々な業務があります。子どもたちが降園してからの仕事もありますので定時以降の帰宅になり、仕事を持ち帰らなければいけなくなることもあるので肉体的にも時間的にもハードな仕事だと言えます。
大変な面もありますが、保護者との信頼を築き子どもの成長を見届けて卒園させるということは感動的で保育士の人気が高い理由かもしれません。