介護事務

介護事務の仕事内容

医療事務は知名度も高く、なり手も多いのですが、介護事務はあまり認知されていない仕事でした。しかし、介護業界は年々専門性や働く方が増加してきており、それと同時に介護の事務の知名度も上がってきています。
介護事務になるためには資格は必要ありませんが、専門性が高まっている昨今様々な資格が出来ています。ケアクラークや介護事務管理士などがそれにあたります。全く未経験の場合はなんらかの資格を取得していた方が就職にも繋がりやすいといえるでしょう。
介護事務の仕事内容は電話対応や庶務、総務などの一般的な事務仕事に加えて、介護保険請求などの事務を言います。医療保険請求と同じく、介護保険でも介護保険請求というものがあります。保険者に保険料を請求するという業務です。
介護では基本的な報酬の他に、適宜取得する加算や毎回取得する体制加算などがあります。法改正のたびに新しい加算が増えてきており複雑化しています。また、生活保護の方は福祉事務所に請求しますし、介護認定が遅れている方は月遅れ請求などもあり、専門的な知識が必要となっています。
請求を間違ってしまいますと保険料が入ってこないばかりか、知らない内に過大請求をしているケースもあり、運営に支障が出ることもありやはり専門的な介護事務は必要であるといえます。