大工

大工の仕事内容

木造建造物の建築・修理を行う職方のこと。
大工工事や型枠工事、造作工事がこれにあたります。
分類としては、主に「宮大工」「家屋大工」「型枠大工」「建具大工」「家具大工」「造作大工（たたき大工）」「船大工」「数寄屋大工」に分けられます。建築現場で働く事が多い為、肉体労働のいわいる”ガテン系”と呼ばれる事もあります。
未経験からでも始められますが、二次元の図面から三次元のものに仕上げるという高度な技術が必要になります。
現場を統率するリーダーを”棟梁”と呼び、作業員への指示を促します。
その為、綿密な段取りと手際のよい現場さばき、指示が必要となります。
大工にとって棟梁とは、一人前への登竜門のようなもので、棟梁の経験を豊富にこなしてはじめて一流と呼べると言われています。
未経験からスタートし、見習い、棟梁とステップアップして行く人が多いです。
特別な資格は必要ありませんが、経験と腕があれば高収入も可能な職種といえます。ただし、技能を示す資格として「建築大工技能士」が1級～3級までありますので求人応募の際に有利になったり、仕事の依頼が増えたりする可能性があります。