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このページでは『高収入』『キャリアアップ』で要注目な職種「建築」「土木」「製造」「警備」についてご紹介します。体力自慢のあなたはもちろん、これまでデスクワーク中心だったあなたもぜひチェックしてみてください!例えば…「建築・土木工事・警備関連」の力仕事系からパソコンを使うような設計や管理など…そのバリエーションの多さにビックリすること間違いなし!仕事を通して資格取得も可能な職種や、月収45万円以上の収入可能な職種も!未経験歓迎の求人も多いので「興味がある」「手に職をつけたい」という方にもオススメです☆理想の仕事と出会いましょう!!
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「建築・土木工事・警備関連の職種が沢山あって、一体どんなお仕事なのかわからない。詳しく知りたい!」そんな方必見。気になる職種のお仕事内容を説明してるよ!
「鳶」とは建設業で高所作業専門の職方で、危険が伴う仕事のため、集中力と経験、技術を求められる仕事です。そしてその高所作業に欠かすことの出来ない道具のひとつが「安全帯」と呼ばれる道具です。 「安全帯」とは、高所において作業をする際に、作業者の墜落を阻止するためのベルト(帯)とランヤード(命綱)が一つになった、個人用保護具のこと。安全帯にも「一般高所用安全帯」と電気工事などで使われる「柱上用安全帯」がありますが、ここでは「一般高所用安全帯」について詳しく解説致します! 一般高所用安全帯は、その形態から「1本つり用安全帯」とも呼ばれています。高所作業時に墜落した時に、1本のロープまたはストラップで体をつなぎとめます。さらに「一般高所用安全帯」にも2種類分けられます。日本で数多く使われている「胴ベルト型安全帯」と、海外で主流になっている「ハーネス型安全帯」です。 「胴ベルト型安全帯」の場合は、まずベルトを腰骨のあたりで固定し、胴体が抜けないようにしっかりと締め付けます。そして墜落阻止時の衝撃に十分耐えうる強度(11.5kN以上)を持つ対象物の、腰より上の高い所にフックを取り付けます。 「ハーネス型安全帯」は、落下傘などに使われているような構造のベルトで、墜落阻止時には腿・腰・肩など複数部位に衝撃を分散して身体を保持する仕組みになっています。メーカーにより形状は異なりますが、各身体の部位にベルトをしっかりと固定した後は、「胴ベルト型安全帯」同様に、墜落阻止時の衝撃に十分耐えうる強度(11.5kN以上)を持つ対象物の、腰より上の高い所にフックを取り付けます。安全帯を装着していても、正しい使い方をしなければ墜落を阻止できないこともあるので、注意が必要です。 メーカーによっては限定の色や型を生産しているところもあるので、「鳶」にとっては機能性と安全性を兼ね備えたオシャレなアイテムとして注目できるかもしれません♪
「解体」とはマンション・ビル・橋などの建築物から型枠、足場等の解体を行う職方で、工事を始める際に最も最初に入ってくる職種です。構造物により解体の方法は異なりますが、木造などでは人の手で直接解体する「手壊し工法」が主流です。ここでは、その「手壊し工法」を行う際には欠かすことの出来ない「バール」について解説していきたいと思います! 「バール」は「鉄挺(かなてこ)」とも呼ばれる、文字通り「テコの原理」を利用する金属製の棒です。バールはその長さや重さで区別されており、片手で取り扱える、長さが10〜30cm程度までの釘抜き専用の小型バールを「釘抜き」。長さが1m程ある、テコを目的として利用する工具が「バール」です。 またバールにも、短い方の先端がV時に割れていて釘を抜くことができる「平バール」、L字の両端が釘抜きになっており釘抜き機能に特化した「カジヤ(鍛冶屋)」、長手端部がポンチ形状で釘の頭が完全に沈むようにする「三徳釘〆(さんとくくぎじめ)」など、用途に応じて種類も様々です。ですが、基本的にバールの両端部先端は扁平な形状で、そのため狭い場所に挿し込むことが出来ます。一端のみが狭い空間でテコの原理を利用しやすいように90度に曲がっているものが多い事も特徴です。 例えば、壁を解体する場合。壁に貼られている板を壊して、コンクリートをむき出しにする作業でバールを使用します。壁に向かって思い切りバールを振り下ろし、テコの原理を使いながら壁から板を剥がしていきます。とても地道な作業ではありますが、バールを振り下ろしながら崩れていく壁や足元に積み上がる板を目の前に、やりがいがある仕事のひとつです!
「左官工」は建築物の外壁、床、天井などを、セメント、モルタル、漆喰、珪藻土で美しく塗装(塗り壁)をする職方のこと。その塗装の際に使用するのが「鏝(こて)」。「左官の仕事はこれなしには務まらない」と言われるほど、左官仕事の代名詞的な存在です。左官鏝は、片手で握れる大きさの取手に、鋼やステンレスの板がついており、その板で壁を均すようにして塗料を塗り重ねていきます。また、左官は壁塗りの他にも多彩な工事があり、材料や場所に応じて使用される鏝も違います。そのため、左官鏝の種類はとても多く、特殊用途を含めると千種類以上もあると言われています。例えば「半焼き塗付け鏝」は、「半焼き」の文字通り鋼が低温での焼入れを施された鏝で、焼きが甘い為、鏝が滑らなくて平滑に塗りやすい事が特徴です。「本焼き塗付け鏝」は半焼きに比べると硬度があるため、鏝切れが良い一方で平滑に塗るには技術が必要です。ですが、使い込むほど扱いやすくなってくるので、まさに職人道具として愛着の湧くものになっていきます。鋼の焼き入れ方だけでなく、その形状が90度に曲がっており、壁の角を塗るために特化した鏝もあれば、クシ型で壁に模様をつけることに特化した鏝もあります。 メーカーで生産されるものから、職人の手によって作られるものまで「左官鏝」と一口に言っても、その世界は大変奥深いものなのです。