警備
現場で事故の発生を警戒防止する仕事。一般にガードマンやガードウーマンと呼ばれる警備員。建物の内外や人が大勢集まるところ、あるいは逆に人目が行き届かないところで、事件の発生や事故の発生を警戒防止する職方のことを「警備」と呼びます。
警備員になるためには、法律で様々な制限が設けられており「18歳未満の人」、「成年被後見人」などは警備員になることができません。人々の安全や財産を守る重要な仕事であるため社会的責任を全うすることの出来る基準が必要となります。多くの場合、警備会社などに就職し、30時間以上の警備員新任教育を受けた後、警備員として働く事ができます。また、都道府県公安委員会による「警備業務検定」が実施されています。これは警備業法に定められた警備員の国家資格であり、雇用形態に関わらず取得することが出来ます。 警備会社の求人で「資格手当有り」という場合、この「警備業務検定」や「警備員指導教育責任者」、「機械警備業務管理者等」、警備業務に関する資格を有することで賃金の加算や優遇がなされるのが一般的であるため、取得によりチャンスの幅が広がります。
勤務は夜間が多く、交通誘導や施設警備、貴重品運搬などを担当し、事件や事故の発生を未然に防ぐのが役割になります。仕事先は工事現場から、大型商業施設やオフィスビルなど多岐にわたる事も特徴です。
