京都の通り名
京都市の中心部の通りは、南北と東西に直交する「碁盤の目」と言われる街路を特徴とし、主要な通りに限らずほとんどの通りが固有の名称を持ち、場所を表すためにも用いられています。
京都に住んでいる方でも通名を覚えるのは大変です。
ましてや転職や転勤等で他府県から京都に来られる方にとっては通りの名前がありすぎて分からないという方も大勢おられると思います。
京都には昔から通りの名前を覚える「わらべ歌」というものがございますので是非覚えて活用してください。
京都に住んでいる方でも通名を覚えるのは大変です。
ましてや転職や転勤等で他府県から京都に来られる方にとっては通りの名前がありすぎて分からないという方も大勢おられると思います。
京都には昔から通りの名前を覚える「わらべ歌」というものがございますので是非覚えて活用してください。
京都市内の住所記載は独特のものがあり、通常住所は「町名と番地」に対して京都市内の住所においては、通名で位置する場所を示す場合がとても多いのも京都だけの特有です。
この住所の記載も京都に来たばっかりの方にとってはとても分かりにくいかと思います。
例えば求人ドットコムの京都事務所の住所は町名と番地で言うと「京都市下京区坂東屋町283」ですが、通名で住所を言うと「京都市下京区室町通五条上ル」となります。
郵便物を出すときはどちらが正しいのでしょう…
正解はどちらでも問題なく郵便物は届きます!!
ちなみに詳しく説明すると…
南北の通りに面した場所南北の△△通に面し、東西の○○通から北に進んだところにある場所は「△△通○○上る」になり、○○通から南に進んだところにある場所は「△△通○○下る」となります。
「上る」「下る」はそれぞれ「あがる」「さがる」と読みます。
東西の通りに面した場所東西の□□通に面し、南北の××通から東に進んだところにある場所は「□□通××東入」になり、××通から西に進んだところにある場所は「□□通××西入」となります。
「東入」「西入」はそれぞれ「ひがしいる」「にしいる」と読みます。
京都に来た観光客が京都人に道を訪ねた時に
「あそこの道を東に入ってその道を上る」
と言われてちんぷんかんぷんという話はよく聞きますね。
「あそこの道を東に入ってその道を上る」
と言われてちんぷんかんぷんという話はよく聞きますね。
京都独特の通名、知れば知るほど奥が深いですね。