
――― いらっしゃいませ『お客様』。こちらの席へどうぞ。今週オススメの話題はこちらです。
なぜこんなお話をしようと思ったかといいますと…お客様で、春頃交際を始めてそろそろ落ち着きを見せはじめた男女関係にお悩みを持つ方がいらっしゃり、相談を受けたからでございます。
いわゆる「ゆるふわ」という言葉がよく似合う、妙齢の女性のお客様。
かたや理数系の大学を出られてシャープな印象の、彼氏様。
「男性らしい」「女性らしい」といった形容詞はよく耳にしますが、見た目や仕草の印象はもとより、やはり男女はそもそも構造の違う生き物です。
構造が違う…ということは、行動や思考を司る「脳」もまた、構造が異なります。
本日はそんな脳からくる、行動パターンや思考の違い、対処方法のお話です。
一般的に男性の方が、女性の脳より200~250g程重く大きいと言われていますが、性差が出るのは「ホルモンの分泌」の有無。女性の場合は性周期がありますので、それによって身体に定期的な変化が起こります。ホルモンによって感情的になるのは、女性脳ならではです。
また、時々「地図を読むのが得意・苦手」といった例えで脳の話になることもありますが、これは「空間認識能力」の違いによるものだそうですね。男女それぞれに地図を見せた場合、男性脳が決まった場所(海馬という領域があります)が働くことに対し、女性脳はそれが定まっていないといいます。
簡単に言うと、目の前にある地図を頭の中に再現できるか、できないかの違いです。空間認識能力が高い方は、脳の必要な箇所だけをフル稼働させて地図を頭の中に実像として思い浮かべたり、自分がどこにいるのか、次はどの道を進めば良いのかが、すぐに判断できる。空間認識能力が低い方は、脳を使う箇所が定まっていないので、集中できず苦手となる…といったところでしょうか。
空間認識能力が高い方は、数学の図形問題やIQテストが得意な方も多いとされています。ですが…空間認識能力が高いけれけど方向音痴、という方もいらっしゃいます。ちなみにそういった方は、女性脳の特徴でもある「並列処理能力」が弱い可能性があるんですね。
男性脳は、論理的思考を司っている左脳を優位にして行動・判断します。会話をする時なども、ロジカルな物言いになるのは脳ゆえです。一方で女性脳は、先ほどの地図同様に脳を使う領域が定まっていない…言い換えれば、脳全体を使って会話をします。右脳で処理された感覚を、左脳で言語に置き換える…といった離れ業が可能なので、表現能力や同時に物事を動かす事…並列処理が得意です。
そして、女性が感情的になりやすい…というのも、その離れ業が得意なゆえ…会話中脳内で情報が混在するので、理論を組み立てづらくなるから…というようにも言われています。
もちろん、女性でも常にロジカルな方もいらっしゃれば、男性でも感情的になりやすい方もいらっしゃいます。個人差はありますが、脳の構造をはじめ使われ方や思考の傾向には違いがある…ということを理解するだけで、お相手への理解にも繋がります。
人と少しぶつかりそうになった時や驚いた時…脳のこと、少しだけ思い出してみてください。
――― お帰りですか?お代金は結構ですよ。来週、またのお越しをお待ちしていますね。
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