どんな人なの女子会男子
――― いらっしゃいませ『お客様』。こちらの席へどうぞ。今週オススメの話題はこちらです。
「あれ?一人男性が…」なぜ増えているのか
お店柄、女性同士が集まって飲み会(お茶会)を行う「女子会」は、目の当たりにするよりも知りあい伝手から話しに聞くことが多いですが…近年大変増えましたね。女子会。カジュアルなイタリアンやスペインバルなどでしたら「先日9割が女性のお客様だった…」なんて事も、聞いて驚かなくなりました。 以前からも女性ばかりが集まって…という事は、特になかったわけではないのですが、女性誌で「女子会」という言葉が使われだしてから、飲食店の戦略に組み込まれていき、全体数が増えたのがここ5年~10年ほどの話です。 同じものが寄り集まる中に、黒一点があれば…それは目立ちますし、流行を長生きさせるためのアクセントにするには格好の的です。良くも悪くも、女子会男子は話題にされる運命なのです。 今回お話する「女子会男子」は、「女子会に受け入れられる男子」です。 たまに「なぜあなたがここに居る…」「本当は全員女子が良かったのに…」という「女子会に受け入れられていなかった男子」という辛い現実も伺いますので…念のために前置きを。
人柄的に、結婚向きだと思います
「なぜ自分が呼ばれるのか…」と心当たりのある方は、希少価値が高いです。 女性は集団になるとさらに強さ(凄み)を増しますから…そんな中で自然体でいられて、かつ話題についていくことのできる、社会性と柔軟さはかけがえのないものだからです。 また、女性に緊張感を与え過ぎない存在…というところも大きなポイント。セクシーすぎたり、話題を選ばなければならなかったり…「異性」としての緊張感が伴うと、せっかくの女子同士の気楽な飲み会(お茶会)も、ぎこちないものになってしまいます。 あくまでも女性側・男性側ともに自然体でいられて、かつ嫌味なく盛り上がることの出来る…そんな状況を作り出せるのが「女子会男子」なのです。男性とお付き合いする上で、刺激を求める方には難しいかもしれませんが…安定感のあるお付き合いの相手・結婚相手として考えるのであれば、「女子会男子」はオススメです。 中には、中性的で女性の集団に無理なく馴染むことの出来るタイプや、嫌なことは断れないタイプ…など、「女子会男子」にも色々なタイプがいらっしゃるのはもちろんなのですが…女性からお声がかかるほどに、一緒にいて楽で、心が優しく、気配りの出来る方である事は…きっと共通する事でしょう。
性別関係なく楽しめる時間を
「女子会男子」は「彼氏・彼女」とは異なった関係性で、でも異性と時間を過ごすことの出来る平和な存在です。「女子会男子」が世界平和につながる、なんて大げさなことは言えませんが、少なくとも性別を問わず、楽しいひと時が過ごせるというのは素晴らしいことと思います。また、その時間に場所や料理、飲み物を提供できる側としても…冥利に尽きます。 また近く、「男子会女子」についてもお話したいですね…ちょっとまた、事情が違いますから。
――― お帰りですか?お代金は結構ですよ。来週、またのお越しをお待ちしていますね。